読書

「本の「使い方」 出口 治明著 2019年」audible感想 No. 45

「本の「使い方」」をaudibleで聞きました。

audibleの読み放題プランに入っていて、気になった本を、散歩や通勤のときなどで聞いています。その中で、本の読み方に関する本があったので興味を持ち、聞きました。

自分も本好きの部類になるのではと思っていましたが、それを遙かに超えるレベルの本好きの著者が本を読む姿勢から、読み方、選び方に至るまで、本への対し方について、書かれています。後半は、大量に読んだ中から、おすすめの本について、簡単なコメントとともに紹介されていました。

自分が気になった、著者の本に対するこだわりや習慣は、

・朝新聞を3紙読み、寝る前1時間は読書をすることを長年実施している。
・本は速読をせず、目次を最初に見たりせず、最初から読んでいく
・気になった本は最初の5ページを読んで読むかどうかを判断する
・基本的に同時並行で読まない。
・解説本ではなくて原書を読むべき。

などがあり、同時並行で複数の本を読み散らかしたり、読みたい本の決め方については、著者の指名買いを除くと、タイトル、目次をざっと見て決めている程度でだいぶ異なっています。最初の数ページを読んでみるやり方は今度試してみようと思いました。

本全体を通しての著者の本に対する接し方は、本の著者と対話して、その考え方の結論を知る以上にその考えに至るまでのプロセスを大事にしていることのように感じました。それは実際の人間関係にも通じていて、相手が出した意見にいたるプロセスを含めて理解していくことの大切さを強調しているところなどあり、なるほどと思いました。

後半の本の紹介のパートについては、聞いていて気になった本はメモに残しておきました。基本、自分の場合kindleで購入するのですが、気になった本の一つ「ハドリアヌス帝の回想」については、著者が無人島へ1冊だけ持っていくとしたら選ぶ本ということで、興味を持ってamazonで探したのですが、無かったのでした。紙で購入するか迷います。

audibleとしてはそれほど長いものではなく、さらっと聞くことができました。

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naka
50代男のサラリーマンです。日々試したこと、読んだ本の感想や思ったことを書いています。

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