少し古い本ですが、読むのを途中でやめていた「文系AI人材になる 統計・プログラム知識は不要」という本を最近読みました。
AIについては、3、4年前に職場で勉強会があり何度か大学の先生が招かれて講演が行われました。当時の私の担当業務とはあまり関係がないものの無理して参加してました。当時は、いくつかの簡単な本を買ったり、YouTubeの解説動画を見たりする程度でした。
この本は、AIの活用や導入において、実際の業務とAI関連のサービスを提供する会社の間に入る人材が必要になるのではないかという考えに基づき、AIの基本知識をまとめたものです。かなり前に購入していて、途中まで読んで放置していましたが、改めて読み進めることにしました。
本の内容は、AIの分類やそれぞれの分類についての説明があり、さらに各分類の具体例も挙げられています。情報が少し古くなっているかもしれませんが、現在実際に活用されている例や機能の分類についての整理が理解できました。
ただ、AIのアルゴリズムの種類についてはあまり詳しくは書かれておらず、表にまとめられる程度でした。しかし、詳しい説明をすると読者が選ぶことになり、ページ数も急増してしまうでしょう。
最近では、ChatGPTなどの新しいAIに関する情報が増えています。しかし、こうした新技術については、専門家同士をつなげて効率化したり、これまでできなかったことを実現したりするために、仲介的な役割を果たすことも重要だと再認識しました。