読書

kindle unlimittedで読める金魚の飼い方の本2冊の読後感想 No. 57

「小学生でも安心!はじめての金魚&メダカ正しい飼い方・育て方 徳永久志監修 2019年」「楽しい金魚の飼い方プロが教える33のコツ 長尾桂介著 2021年」の2冊の金魚の飼い方の本を読んだのでその感想をまとめました。両方ともkindle unlimitedで読めるものです。

自分の場合、10年ほど前に熱帯魚を一時期飼っていたときと、4,5年前1年ほど金魚を飼っていたときにそれぞれ飼い方などを調べたりしましたが、本については約40年前の中学生ぐらいの時に金魚を飼う際に、飼い方の本を飼って読んだぐらいです。

今回、金魚を病気にしてしまったので、これを機会に自分の知識を再確認するために読んでみることにしました。

結論からすると、全く知らない新しい考え方や機材などはなく、ほっとしました。少し気になったのは、金魚が病気になったときに使う薬品の説明で、実際の製品の説明書と微妙に違っているように思います。

2冊の本は、「小学生でも安心!はじめての金魚&メダカ正しい飼い方・育て方」のほうはタイトルに「はじめての」がつくことからも、小学生ぐらいを対象としているもので、金魚の病気の対処とかの詳しいところは、親に相談してくださいとかかれていて、ごくごく基本的な飼い方をまとめた感じでした。タイトルにもあるようにメダカの飼い方も併せて書かれていることで、最近のメダカ飼育のブームを感じました。

「楽しい金魚の飼い方プロが教える33のコツ」は、より詳しくまとめられ、金魚の産卵、稚魚の飼育方法、そして病気についてや、飼育する容器として、屋内での水槽の他にも屋外での池やトロ舟での飼育なども書かれていて、最後のほうには参考になるネットのサイトの紹介や、施設の紹介までされています。

この2冊の本を読んで改めて思ったのは、一般に売られている金魚の種類がより増えたことを感じます。ピンポンパールを始め、特に2冊目の大人向けの本では、自分も知らない品種がいくつも掲載されていました。

また飼う技術として唯一とても強く感じたのは、今の本では水槽の掃除や水替え作業のコツとして、飼っている環境中の微生物を無くしすぎないようにするということがあちこちで書かれているというものです。昔の本にも書かれていたのかもしれませんが、大切なコツとして当時の自分は意識できなかったのかなとも思います。後、面白いのは、卵から孵った稚魚のエサとして、昔の本では、野外から採取したミジンコを殖やして与えると書かれていたように思います。地面に深さ十数センチ、広さは畳一畳ほど穴を掘って作った池で植物性プランクトンを増やし、それを食べるミジンコを殖やすみたいなことが書かれていました。今では、ブラインシュリンプを殖やして与え、ペットボトルで済む簡単なものになっています。

こうして改めて考えると今売られている機材はいつの間にかスマートになったなあと思います。水槽もステンレスの枠の付いたごついものは見かけなくなり、エアーポンプの静音性も上がるなど、飼いやすく、使いやすくなりました。

ここまで書いていて思ったのは、一方で熱帯魚の飼育は、よりお金がかかる趣味ということと、魚の種類が多かったり、魚より水草をメインの場合があったりと、広いジャンルをカバーしているためか機材の進歩が色々あるように感じます。最近、たまたまネットでみて面白いと思ったのは、水草を育てるのにあえて水中に加える二酸化炭素を加えるやり方に新しい手法が出てきたことです。従来は、ボンベに詰められた二酸化炭素を購入するか、手間をかけて微生物の酵母を培養していたのが、耐圧性のある容器内でクエン酸と重曹の化学反応により二酸化炭素を発生させ、それを供給するやり方が出てきていました。

最近、youtubeで気になっているものでカエルの動画があります。エサを食べさせている様子や、人に慣れているカエルを見て、癒やされるものを感じます。機会があれば飼ってみたいと思っているのですが、子供たちは子供たちで、「ハムスターが飼いたい」「犬が飼いたい」とか日々色々要望が出てくるのでしばらくは難しいかなと思っています。

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naka
50代男のサラリーマンです。日々試したこと、読んだ本の感想や思ったことを書いています。

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