アシナガバチの話です。
自宅の玄関の前の電灯のところにアシナガバチが十匹ほど固まって常にいるのが1週間前からつづいています。今の家に住み始めて10年余り経ちますが初めてのことです。
キイロスズメバチかアシナガバチかの区別がつかず、子供の昆虫図鑑やネットで調べたところ、どうやらではなくアシナガバチのようです。肉食のハチは、刺されれば厳しいところもありますが、庭木の害虫を駆除するなど役に立つ面もあります。誰も来ないところであれば、そのままにしておきたい気持ちもあるのですが、玄関からすぐのところなので、駆除を前提にしつつも様子を見ています。
幸いなことに、あまりに気温が高いためか自分以外の家族はまだ気が付かないぐらいに動きが鈍く、巣作りも行わずに日陰部分に固まっているだけです。
ただ一方で、あまりに行動的でないことから、女王バチと一緒に出た雄バチが役目を終えて死を待つだけの状態で固まっているのではとも考えるようになりました。この場合は特にそのままにしておけば、自身では餌も取れないので死に絶えていなくなります。
ネットで調べると自分の住む地方自治体では、貸家など事業用のものでない家屋の場合、スズメバチであれば無料駆除してくれるそうです。
朝に、玄関を開けると2匹ほどが玄関のたたきのところに落ちているというか、止まっています。近くにあった棒で軽くつつくとよろよろと飛び立ち、2匹の内の1匹はもとの電灯の日陰に止まりました。