読書

「反脆弱性[下]――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方」読後感想 No.143

「反脆弱性[下]」を読み上げ機能で耳読した感想です。

一通り聞き終わった感想としては、何かわかったような気になりつつも、この理解でいいのかよくわからずかなり難解でした。

著者の推奨するものとしては、自分がなんとなくこうでないかと思ったものとしては
– リンディ効果として、長い間続いているものは今後も続いていく可能性があるということで信用できるし取り入れるべきもの。
– 反脆弱性というのは、短期的に安定せずボラティリティが高いものでも、それがシステムとして継続されていたり、取捨選択や進化や適応性により継続されているものは単なる脆弱ではなくて反脆弱性を示す。

といったものです。他にもエージェンシー問題など多くの示唆に富むキーワードがあるのですが、理解しきれないところがあったりします。自分にとっては何度も読むことが必要な本のようです。

後、読んでいて気になったところでは、医者にかかることによってそれが結果的に寿命を縮めることになるのでは、というものです。医者のインセンティブとしては、自分が看る領域に関しては、検査をしっかりと行うとともに、現れたちょっとした病原性には治療をしっかり行うということで、検査自体にリスクのあるものを受け続けさせ、治療となる薬も多く処方する方向になり、それはある意味寿命を知事める方向へ働いてしまうという考えです。

以前に読んだ、和田秀樹氏の本でも、体感として効果が認められない薬は特に高齢者の場合には飲まなくてもよいという考えにも通じるものがあります。

何か、世の中に対して斜に構えて見ているようなそんな感じもするところですが、でもこれまで持っていた意識というか考え方が揺さぶられて埃が落ちたようなそんな気持ちになりました。

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naka
50代男のサラリーマンです。日々試したこと、読んだ本の感想や思ったことを書いています。

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