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「センスは知識からはじまる 水野学 著」感想

普段購読しているメルマガでいい本と勧められていたので、とりあえずkindle本で購入したまましばらくそのままになっていました。長時間の散歩というかウォーキングの時に、聞きながら歩くのにいい本はないかと探していたところ、この本を見つけ、ちょっと聞いてみようかと聞いたところ、いい本でした。

著者の水野 学氏は、クリエイティブディレクターで、誰でも知っているもののデザインを始め商品企画をされている方です。その自分の仕事を進める上で手の内を晒している?本ということで、センスとは特別なものではなくて、ロジカルに知識を積み上げて、目的に対して適切な効果が得られるように持っていく過程を、ご自身の実績を例としてあげているのがすごいです。また、そうした必要な知識や目の付け所を磨くのに日頃行っている習慣なども興味深かったです。

audibleで聴くとそれほど長くはなく、さらっと聞けてしまうのですが(内容が面白いというのもあると思います)、思わず2回聞いてしましました。audibleで聞きながらさんぽをしていると、たまに音に意識がいかないこともあり、ちょっと文章が飛んでしまうことがあるのですが、それが気になってしまいもう1回聴くことになりました。

今までの自分にとっては、興味のなかったことや、センスが無いので敬遠していたことについて、図書館や書店で関連する本を探したりとりあえず知識を集めて見たいと思うことが、いくつか出てきました。

著者は高頻度で本屋へ行き興味の無い分野も含めて店内を一回りして、何か心に引っ掛かる本を手に取ってみたりしているそうです。が、そういえば自分も本は比較的好きなのですが、amazonでkindle本を買うばかりで、自分の普段集めている範囲での情報の中で、ヒットしてきたものや、出たら買うと決めている著者のものもを買うばかりになってしまっていると、ちょっとドキッとしました。試しに近所の図書館へ行きぐるっと一回りすると、なるほど、今まで気にも留めていなかった雑誌などがあったりして、今後もちょこちょこ続けていこうと思いました。

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naka
50代男のサラリーマンです。日々試したこと、読んだ本の感想や思ったことを書いています。

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