「キャリアを作る独学力」をaudibleで聞きました。
著者の高橋俊介氏は、働く人のキャリアに関するコンサルティングをしている方のようです。
この本の内容は、働く人が自分の仕事をより自分の望む方向にしていく、適切にキャリアップをしていくにはどうしたら良いかなどを考察している本です。
最近、よく聴くようになった、リスキリングといった、働いている職場で、技能の習得を提示されるものなども紹介されていますが、この本ではあまり推奨されていませんでした。その理由として、自身の意欲に合っているかどうかが大切で、そうでないものを学ばされてもより自分にとって良い方向に動いていけないということで、確かにこれまでの自分を振り返ってみても、自身の意欲に沿ったものでないと継続できないように思いました。
一つの視点として興味深かったのは、時代の０.５歩先を考えること、とありました。以前読んだ本で、googleやappleなどの企業がなぜか同じようなタイミングで、同じような先進的な製品を出してくるのはなぜかということで、それぞれ持っているアイデアのうちに、その時代に受け入れられそうなものをそのタイミングで出そうとすると結果としてかぶってしまうというものがあったのですが、自分なりに、少しでも残りそうな、またその先につながるような知識、スキルで、自分の能力、好みに合ったものを考え続けなければならないということで、結構面倒です。
