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「経済で読み解く日本史 室町・戦国時代 上念司著 2019年」読後感想 No.126

「経済で読み解く日本史 室町・戦国時代」は以前に購入して途中まで読んで止まっていたのを最初からandroid の読み上げ機能で耳読した感想です。

この「経済で読み解く日本史」は、「室町・戦国時代」「安土桃山時代」「江戸時代」「明治時代」「大正・昭和時代」「平成時代」の6冊からなるシリーズの1冊目で、足利の時代から、山名氏・細川氏の応仁の乱の時代を経済から考察した本になります。

これまで歴史はほとんど興味が無い中でのイメージでは、平安時代や鎌倉時代そして室町時代があってそこから何かごちゃごちゃと戦国時代になって・・といったぼんやりしたイメージしかありませんでした。

このシリーズのスタートは室町時代からなのですが、当時の中国の明の国との貿易が日本の経済に大きく影響を及ぼしているのが、きれいに説明されていてとても興味深かったです。今の経済学を使って当時の状況を分析しているのがとても新鮮でした。

あと、明で生産されている銅貨の輸入量の影響が大きいのとともに、知識として僧兵が幅を利かせていたらしいというぼんやりした知識であったのが、当時の延暦寺などの宗教の力が、とてつもなかったというのが、経済の観点からもよく理解できました。その反動として、後の焼き討ち事件などにつながっていくのも、理解できました。

ちょっと前に、このシリーズは購入していて、何冊かは読んだのですが、途中で
止まっていました。今回最初に平成時代を読んで面白かったので、その勢いで、このシリーズを一通り読むことにしたのですが、順番にちょっと迷い、平成から順に遡っていくことも考えたのですが、結局古い時代から順に読むことにしました。

これで、平成時代に続き2冊目になりますが、平成時代の定期的な統計値を見ながら判断して貨幣量をコントロールするといった時代になるずっと昔は、そうしたコントロールが十分にできずに、海外からの貨幣の供給に左右されて、インフレやデフレが引き起こされていたというのが新鮮でした。これからシリーズを読み進めていくことで、徐々にそのコントロールが意識されるように進化していく過程が見られるのでしょうか。

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naka
50代男のサラリーマンです。日々試したこと、読んだ本の感想や思ったことを書いています。

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