「世界の一流は「雑談」で何を話しているのか」をkindle unlimitedで借りて読み上げ機能で耳読した感想です。
著者のピョートル・フェリクス・グジバチ氏は、googleの人事などで働いた後に、今はコンサルタントや作家として活動されている方ということです。
以前に、何かで聞いた話で、googleでとる人材というのは、突出した能力を求めるのはなく、いいひとをとるというのを聞いた記憶がありますが、この本でも、googleでの働きかたとして、チームで心理的安全性を保ちながら働くことを重視しているというのが書かれていて、やっぱりそうなんだ、と思いました。
本の中では、「ラポール」という単語がよく出てきました。そういえば以前、どこかで出てきた単語だなあと思いましたが、その意味は相手と
「相手がビジネスをできる状態かを確認する」「無駄な話をしない」「定型的な会話は無駄」ということが繰り返し説明されています。話す相手のことについて、事前によく調べておく、また、そうした情報の無い場合には、相手のことをよく観察して、共通の興味などを探すように努力するということについてそうした姿勢が自分は弱いことを反省しつつ読みました。
子供との会話の中で「傾聴」をより心がけようとしているところだったので、ビジネスではないですが参考になるところがあります。
ついつい人付き合いがおっくうに感じてしまうところがあるのですが、無理をしないながらも相手への興味を持っていきたいと思います。というかその時の自分の興味が別のところにあったりすると、目の前の人に対して集中しきれないというところがあったりします。常日頃周りの人に対して意識しているときがあったら、その時にネタ帳というかをまとめておいて、自分の中にしまっておこうと思ったりしました。
準備や整理をしておかないと自分の場合、うまくできなさそうです。